ほろすけブログ

ほろすけ的に「こうやって考えると楽になるかも」って考え方のご紹介☆

大嫌いな人から人生どん底に突き落とされた話

今晩は!ほろすけです。


あれはもう遠い昔の(身の上)話…

高校を卒業して新入社員としてホテルで働き始めたころの自分。


当時はまだあまり社会のブラックなこともよく知らず、
ただただ純粋に綺麗な物に溢れていると信じ切っておりました。


ホテルの中でも憧れ中の憧れであるフランス料理レストランに
配属が決まったと聞かされた時は、感激とプレッシャーからくる恐怖で
震えたことを、今でもよく覚えております。


夢だったホテルのサービス、しかも憧れのフランス料理。
レストランから見える景色も最高で、先輩方も背の高いカッコイイ人ばかり。
なんとも天国のような環境で働けるんだろう、という幸福感。


そう、その時はまだ知る由もありませんでした。

その先輩方の中の1人に、ホテルの中でもかなり有名な
キング・オブ・くせの強い人がいるということを…。


華々しいサービスマン時代が始まるかと思いきや、
そこからは苦痛と苦悩の連続でしかない
まさに地獄のような日々の始まりだったのです。


今でこそかなり変わってきているようですが、当時はまだまだ
パワハラというものが横行しているような時代。


それでもそこは大きなホテルだったこともあり、「気をつけよう」という風潮が見られてきていましたが、そのお方は構わず毎日罵声を浴びせるのみ。


そして決まって口にしていたのが、「厳しくされることが後々絶対お前の役に立つから!」
でしたが、はっきり言ってその方から学んだのはほぼほぼ反面教師的なことでした。


「こういう言われ方をすると言われた側はこんなにも辛い」
「辛い気持ちで仕事をしたところで良いサービスにはとても繋がらない」


更にはその先輩の“キレやすさ”も伝染し、自分自身誰かを教える立場になった時に
顔を真っ赤にして嫌なことを言ってしまう始末。


言いたくないのに、その言い方しか知らないから、結果同じ言い方になってしまう。

”打たれ強くなるために”敢えてお前にそうしてやってるんだ、という傲慢な言い方。
ただただ人間不信にしかなりませんでした。

「何かが違う」と思いながらも、世間をまだよく知らない自分にとっては
先輩や上司が言っていることの方が正しい、目上の人は誰であっても敬うべきという
思い込みから、ただただ苦痛に耐えながら仕事をし
毎日帰ったら泣く、そんな辛い日々を過ごすことしかできませんでした。


しかしそんな先輩を反面教師に、「絶対に自分はこんな人間になるものか」という戒めを持ち、
自分の後輩にはできるだけ柔らかい言い方をするよう務めました。

そしてある日のこと、後輩から「ほろすけさんの言い方は他の先輩と違って
優しいから動きやすい」と言ってもらえて、
「自分は間違ってなかった」と思えることもありました。


あまりにも酷い間違いをした上に、反省していない人に対しては
厳しいことを言ったり態度を取ったりする必要はあると思います。


ただ、無意味にに罵声を浴びせるというその先輩のやり方は、
やはり今でも「あれはただのパワハラだった」としか思えません。


「自分の時代がこうだったから」では通用しない。

常に時代は変わっていて、その都度自分も相手に合わせて
対応を変えていかなければならない。


その世代に合わせた物の言い方というのが必ずあって、それこそが時代の移り変わり。
しかしだからといって、甘やかせばいいというものでもない。


その時代の変化を受け入れて、「より良くしていこう」という意識を持ちながら
言葉を掛け合い、お互いを尊重し合って一緒に仕事をしていく。


「相手を変えよう」「変わってほしい」ではなく、「自分だけでもまず変わろう」が何よりも自分のために大事だと学びました。
どれだけ頑張ってもどうしようもない人も中にはいるので…(小声)


頑張って闘っている自分を今日も褒めちぎって幸せに浸りながら眠り
明日という1日をまた乗り越えていく、その繰り返しは
必ず自分を良い方向に成長させてくれる


正しいかどうかの自問自答は常にする必要があるけれど、
あまりにも苦しくて辛くなったら何もかも自分の都合の良いように
解釈することも必要。


などなど、自信の辛かった経験から、それでも学べることは多くあった
というまとめで締めたいと思います。


どうか今の苦労が無駄になりませんように。いつかは報われますように。
少しでもお役に立てれば幸いです。